Business Reportディーエムソリューションズ株式会社

2024年3月期 事業報告書 
2023年4月1日~2024年3月31日

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SPECIAL FEATURE特集

DMソリューションズが目指す未来

20周年の節目を迎え、
さらなる企業価値の向上に
邁進します。

当期の振り返り~2025年3月期の重点施策。
今後の成長戦略、株主還元方針について、
花矢社長にお話を伺いました。

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Q. 2024年3月期の全体業績について教えてください。

3つのセグメントとも利益を大きく伸ばすことができ、前期比22%の営業増益とすることができました。

 2024年3月期の売上高は、主力のダイレクトメール事業が好調に推移したことに加え、インターネット事業の利益回復、アパレル事業の利益確保が加わり、売上高18,207百万円(前期比1.9%増)。営業利益は568百万円(前期比22.9%増)と利益率を高め、大幅な利益増とすることができました。

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Q. 各事業の状況については、いかがでしょうか。

DM発送は、Web完結型の『セルマーケ』の取扱高が拡大。EC事業者の物流業務をアウトソーシングできる『ウルロジ』が好調なフルフィルメントサービスが躍進。

 ダイレクトメール事業では、主力のDM発送代行が堅調に推移。業界でも有数の発送件数となるスケールメリットを最大限に生かしながら、営業力と価格競争力の強さを存分に発揮できました。また、社内DX化も進み、DMの印刷から発送までをWebサイトで完結できるサービス『セルマーケ』の取扱高が拡大。月間約4,000案件のDM発送代行のうち、30%超をセルマーケをはじめとしたWeb受注が占めるまでになり、収益力が高まっています。
 拡大を続けるネット通販ビジネスを注文から商品発送、代金回収までサポートするフルフィルメントサービスでは、 EC事業者の物流業務をアウトソーシングできる『ウルロジ』が好調。業務効率の向上と収益機会の拡大を目的に導入した『オムニ・ソーター』(人間の3倍以上の生産性を誇る自動高速仕分けロボット)が、ECサイトでのオーダー受注から商品の発送までのスピード感を重視するお客さまの案件発注の決め手になるケースが顕著に増えています。

バーティカルメディアはライフスタイル全般を扱うサービス比較サイト『Collect』が牽引。デジタルマーケティングはコンサル案件の提案の質の向上で新規受注が増加。

 インターネット事業では特定分野のWebメディアの企画・運営でアフィリエイト収入を得るバーティカルメディアサービスに注力。不採算サイトを削り、Googleの検索アルゴリズムのアップデート耐性の高いサイトづくりを強化し期初計画を上回る結果となりました。
 特に、『Collect』(コレクト/美容、脱毛、婚活など、ライフスタイル関連サービスの比較サイト)が大きく成長し、このサービスの軸になると期待しています。また、クライアントワークが中心のデジタルマーケティングサービスでは、クリエイティブ室を新たに創設し、縦割りだった制作部門のデザイナーを1つのチームに集約するとともに、Webコンサルティングサービスに人的資源を集中することで提案のクオリティが向上し、新規受注が増えました。

「ビアトランスポーツ」は米国のインフレと円安の影響が増大も品揃えや輸入方法の見直し、個人向け販売の開始で収益アップ。

 アパレル事業では、3年前にM&Aで取得した服飾雑貨の輸入卸販売会社「ビアトランスポーツ」の商品ラインナップと輸入方法の見直しによってコストを削減。試験的に始めた大型ファッション通販サイトでの販売が堅調に推移したこともあり、利益率を高めることができました。米国のインフレと円安の影響は継続していますが、卸販売業から小売業へのビジネス展開にも十分な手応えを感じた1年でした。

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Q. 2025年3月期の業績予想と重点施策について教えてください。

当期に続き利益率上昇、利益拡大に取り組み、5.5%増収、13.5%の営業増益を計画。創業以来最大の投資となる国立フルフィルメントセンターを6月に開設し、EC関連サービスのさらなる拡大を図ります。

 2025年3月期の業績は、売上高19,200百万円(前期比5.5%増)、営業利益645百万円(前期比13.5%増)を見込んでいます。
 最重要施策は、6月に開設する国立フルフィルメントセンターの稼働率を高めることです。EC物流専用拠点となる国立フルフィルメントセンターは、フルフィルメントサービスのさらなる拡大、充実を目的として、2023年9月に1,380百万円で土地建物を取得しました。既存のフルフィルメントセンター(日野/八王子第4/八王子第5)の稼働率が高い水準に達しており、また、当社物流拠点の多くが賃貸契約物件であることから、収益性向上の観点から新たな物流拠点を自社所有することを計画しておりました。
 国立フルフィルメントセンターは、中央自動車道国立府中ICにほど近く、北側には甲州街道。高速道路と主要幹線道路へのアクセスが抜群で、この立地条件が取得のポイントとなりました。
設立以来、最大の設備投資でもありますので、今後は強みである営業力をさらに磨き、EC物流に特化したフルフィルメントセンターとして稼働水準を高めていきます。そしてDM×フルフィル×インターネットのシナジーにより、EC関連サポートビジネスの拡大を目指します。

建物
建物
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Q. 今後の成長戦略について教えてください。

DM発送・フルフィルメントサービス・ネットの多彩なインフラを保有する当社の強みを生かし、EC関連のビジネスを大きく伸長させる目論見です。

 主軸のDM発送、拡大を続けるフルフィルメントサービスのビジネス基盤を拡大しながら、インターネット事業、アパレル事業とのシナジーを生かしてEC関連ビジネスを拡大させます。
 すでに展開しているEC関連ビジネスの一例を挙げると、ECサイトの運用やショッピングモールへの出店、広告運用を行っておられるお客さまの課題を解決するビジネスです。これまで、インターネット事業のクライアントワークは、コーポレートサイトの企画制作やSEOコンサルティングを中心に受託してきましたが、その間にマヌカハニーの通販専門『BeeMe』をはじめとする自社運営のD2Cサイトが大きく成長。EC関連ビジネスに役立つノウハウと知見を社内に蓄積することができました。今後はこれを生かして新規顧客の獲得を目指します。
 EC関連ビジネスの魅力は継続性が高いことです。販売する商品がある限りサポートできるので収益アップも見込めます。競争は激化していますが、ECサイトの企画から制作、運用、商品の物流(フルフィルメント)、アフターフォローまでワンストップで手がけられる会社は他に類を見ません。また、拡大しているEC物流代行サービスの『ウルロジ』は、スタートアップ企業からの受注実績が多く、音楽グループやアニメなどのファングッズや絵画を扱う越境ECの支援実績もあります。価格競争力でも負けることはないと自負していますので、提案力を高めてビジネスを拡大します。

拡大ステップ
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Q. 株主還元方針について教えてください。

業績が堅調に推移していることから当期から配当を開始。配当2年目となる今期は3円増配を計画。

 当社では、上場来、企業価値の向上のために事業投資を優先し、配当実施を見送ってまいりました。しかしながら、コロナ禍においても着実に収益を上げることができ、ポストコロナとなった当期においても業績が堅調に推移し、収益力が高まっております。この状況を踏まえ、事業の成長投資を続けながらも、株主の皆様へ安定的、継続的な利益還元を実施することが可能と判断し、配当を開始することといたしました。初配となる当期は、1株当たりの期末配当金を12円とさせていただきました。2025年3月期末については3円増配の1株当たり15円の配当を計画しています。

配当推移

Q. 株主の皆様にメッセージをお願いします。

ロジスティクスとマーケティングの力を信じて挑戦を続け企業としての存在価値を高めてまいります。

 DMソリューションズは2024年9月15日で設立20周年を迎えます。この節目に初配を実施できることに喜びを感じておりますが、これはあくまでも通過点。「ロジスティクスとマーケティングの力で世の中に必要とされるモノと情報を届け、豊かな未来に貢献する」。この目的に向かって挑戦を続け、企業としての存在価値を高めてまいりますので、株主の皆様には引き続き温かいご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

社長お写真

業績ハイライト Financial highlights

連結損益計算書の概要
(単位:百万円)

2023年3月期実績 2024年3月期実績 前期比
売上高 17,861 18,207 101.9%
営業利益 462 568 122.9%
経常利益 477 575 120.4%
親会社株主に帰属する
当期純利益
315 402 127.7%
業績ハイライト

前期比で約2%増収、各段階利益は、20%超の大幅増益。

業績ハイライト

ダイレクトメール、インターネット、アパレルの3事業ともに利益成長。

2025年3月期
(単位:百万円)

売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
当期純利益
連結業績予想 19,200 645 646 423
業績ハイライト

前期比で5.5% 増収、13.5% の営業増益を計画。

業績ハイライト

5つのビジネスを展開する強みを生かし、シナジーによる事業ポートフォリオの拡大へ。

(単位:百万円)

売上高
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営業利益
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経常利益
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当期純利益
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総資産
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純資産
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  • 中間基準日については、9月末日現在の株主名簿に記載または記録された当社株式2単元(200株)以上を保有されている株主様且つ、1年以上継続保有されている株主様。
  • 期末基準日については、3月末日現在の株主名簿に記載または記録された当社株式2単元(200株)以上を保有されている株主様且つ、1年以上継続保有されている株主様。

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